「第4回全国権利擁護支援実践交流会」 【報告】

7月28日に津山市で行われました「第4回権利擁護支援実践交流会」の
様子のご報告です。
作成は、当ネットワーク運営委員でNPO法人ふくおかネット代表の森髙清一さんです。

平成28年7月30日(土)岡山県津山市総合福祉会館において
「第4回全国権利擁護支援実践交流会」が行われました。
今年、全国権利擁護支援ネットワークの正会員になった津山市社会福祉協議会の
協力を得て行われたもので当日は全国各地から総勢151名のメンバーが集まりました。
また、今回の実践交流会の開催については、県内の加盟団体である
岡山高齢者・障害者支援ネットワーク、総社市社会福祉協議会、瀬戸内市社
会福祉協議会、おかやま入居支援センターの皆様にも大変お世話になりました。

 この日は3部形式で行われ、第1部では「地域における権利擁護~権利擁護支援センターの現状~」
と題して、全国権利擁護支援ネットワーク事務局長でNPO法人PASネット理事長の上田晴男さんが基調講演。
第2部の分科会では、
①「権利擁護支援センターの設立・運営について」
②「居住支援と権利擁護」
③「みんなで語ろう!権利擁護」の3つのテーマに分かれて、それぞれ話し合いが行われました。
また、第3部では全体会があり、それぞれの分科会の発表が行われました。

 この実践交流会にはNPO法人権利擁護支援センターふくおかネットからも7名の有志が
参加しましたので、寄せられた参加者の感想をここで一部紹介しましょう。
「上田さんの基調講演では、地域の権利擁護支援は多種多様にニーズが広がり、
地域包括支援センターの対応も限界になってきている、権利擁護支援ニーズが広がることで
専門機関の必要性とともに、ワンストップサービスでその後の支援が続けられるような総合的な
支援が必要となる、という発言に感銘を受けました。」
「上田さんのお話は実体験に基づく具体的な内容で、福祉に関しては税金を使われているだけで
生産性はないと感じていましたが、『権利擁護支援の費用対効果』の話を聞いて自分の了見の狭さを実感し、
良い気づきをできました。毎日のようにテレビや新聞で報道される格差や貧困問題、
幼児や高齢者、障害者への虐待、介護殺人。地域での権利擁護支援はますます必要になると感じました。」
「分科会では『みんなで語ろう!権利擁護』に参加しましたが、地域での取り組みアイデアとして、
町内のことを知ろう→まずは隣近所を知る→声掛けや見守りが大事。
行政や施設などに丸投げするのではなく、地域で解決できることは地域で対応する。
住みやすいまちづくりは自分たちでつくっていくという意識が大切になると思いました。」
「分科会では『居住支援と権利擁護』に参加して、岡山の入居困難者への入居支援活動のお話を
うかがいました。
不動産業者や宅建協会等へ働きかけ、高齢者住宅財団による保証人の問題の解決など
精力的に取り組み、大変感動しました。」
 「岡山市にはシェルター機能があり、後見人がいても周りの支援を多く取り入れ、
ネットワークを広げている。
居住支援委員会を設置し、地域を巻き込み、行政、社協と連携し、心ひとつに『笑顔の支援』が
広がっていることに深く感動しました。住み慣れたまちで一人一人が安心安全な生活ができ孤立を
生み出さないよう、問題意識を持ち、リスクを踏まえて啓発することの大切さをあらためて感じました。」
等々、参加者のみなさんにとって大変有意義が実践交流会となりました。

お忙しい中、たくさんの方にご参加、ご協力頂き、非常に実りの多い会と
なり、誠にありがとうございました。
今後とも、どうぞよろしくお願い致します。
IMG_0553

全体報告②

懇親会③