9/3(金)「成年後見制度利用促進法における中核機関の役割と実務研修」【報告】

成年後見制度利用促進法における中核機関の役割と実務研修開催報告書

 

1.日  時   令和3年9月3日(金) 10:00~16:00

2.会  場   オンライン

3.参加者数   82人

4.プログラム

(1)講演「権利擁護支援の基本」

「中核機関の役割」

講師:福島 健太さん

(NPO法人PASネット理事長・全国権利擁護支援ネットワーク副代表・弁護士)

 

(2)グループワーク

「権利擁護支援の実際の取り組みとグループワーク」

講師:福島 健太 さん

今井 友乃 さん

(NPO法人知多地域成年後見センター理事長・全国権利擁護支援ネットワーク事務局長)

桐高 とよみ さん

(甲賀・湖南成年後見センターぱんじー理事)

菊本 圭一 さん

(社会福祉法人けやきの郷 業務執行理事)

 

5.報  告

 

前半の福島先生のご講義では、中核機関とのお話から西宮市の取り組みまでの話をしていただきました。

中核機関とは、成年後見制度だけ対応するのではなく、虐待や相続など幅広な内容に対し必要な機関と連携をしながら支援を進めていくためのネットワークを作ることが大事であると改めて学びました。

権利擁護支援を実践していくために、中核となる機関。

後半は今井さん、桐高さん、菊本さんのそれぞれの所属の現状をお話いただき、グループワークを行いました。

各地域の中核機関の現状を情報共有することができました。

昨年度、今年度から中核機関の役割を立ち上げた事業所から多くご参加いただき、全国各地での権利擁護支援の仲間に出会えたことが大変うれしく思った。

権利擁護支援の「本人が本人の人生においてより善い人生を送るためには」を伝えていき、一緒になって共通の想いを持つ支援者を増やし、実際の活動をしていくのが中核機関の役割でないかと感じられる研修会でした。

 

作成者 :社会福祉法人鶴ヶ島市社会福祉協議会

権利擁護支援センター

渡辺恵美子