「独りよがりの権利擁護」
最近、「独りよがりの権利擁護」というべきような活動をよく耳にするように思います。ご本人はとても熱心な活動家だと「すくなくとも主観的には」思っておられて、熱い思いを語られるのですが、「まわりが熱心ではない」とお話になられます。「相談する人とか、専門職や行政の方はいないのですか」と質問すると「いません、この地域では誰も権利擁護など考えないのです」とお答えになります。そんなことはないはずだ、と心の中では思うのですが、口に出すわけにもいかず「そうなんですか」と生返事をしてスルーします。そうすると、地域に権利擁護を考える人がいかにいないかという話が延々と続きます。
ようするにこの人は、地域と何もつながっていないのですよ。そして地域がいかに酷いかを語り続けることが、この方の「権利擁護」なんです。そうかもしれません。しかし、そんなことしか、この人にはできないのです。こんな人が、1件でも2件でも、実際に権利擁護に関わることがあると下手に熱心なだけに権利侵害を発生させるように思います。そんな人が増えましたね。。。
