ブログ

勝井陽子先生その1

勝井陽子先生その1
https://youtu.be/-91_dlJIWH0

元入所施設の職員。実家の近くにあったから勤めたそうです。
施設で思ったことは、カギをしめることへの違和感だったそうです。ご本人は出たいのにどうしてカギを掛けて閉じ込めるのだろう。

権利擁護支援ネットワークの賛助会員にもなっていただいています。専門領域は施設虐待と言っていいでしょう。

大学教員になってから、入所の中で生活している人が、不便な生活を強いられている現状はなぜなんだ、入所施設で一生暮らすのかという疑問を持ち続けていたそうです。

疑問を持つ職員とそうでない職員もいる。でも話をしていくとみなさん分かって下さる。
なかには、強度行動障害の人は違う人なんだと思う職員もいる。けれど多くの職員は、分かってくれるとお話になっています。

なぜ入所施設の虐待はなくならないのか。という問いかけには、理由は一つではない。職員が少ないということもあるだろし、身体拘束をすること以外の支援を知らないこともある。そうした中で、管理する対象として障害者をみることになりやすい。
夜間の職員が少なくてなんとかしている施設もある、との指摘については、利用者の状態にもよるというお答えでした。安心して暮らせる環境が確保できているかどうかの問題だと指摘されました。