権利擁護の旅~ 駒田拓朗さん その①~
権利擁護の旅~ 駒田拓朗さん その①~
駒田さんは北海道の羊蹄山麓の小さな自治体である京極町社協の事務局長をされています。そして全国権利擁護支援ネットワークの北海道ブロック運営委員でもあります。
京極町は人口2800人という町ですが、ニセコが近くにあり、海外の方も沢山訪れるリゾート地でもあります。また駒田さんの活動は羊蹄山麓の各自治体のリーダー的な活躍を
なさっています。京極社協はちっちゃな町の大きな社協だと表現されました。
しかし小さな町で、一人の社協職員が一人で権利擁護を抱えてしまうと寂しいので、圏域全体の社協がゆるやかに連携しているとのことでした。
北海道には福祉圏域が何か所もありますが、羊蹄山麓では小さな各社協がそれぞれ法人後見を担って中核機関になっているそうです。
圏域内の連携の会議を重ねているそうでした。また今後は社協間でタスキがけも念頭においておられるようです。
小さな町の社協がそれぞれ権利擁護に熱心なのですね。
人口が少ないところでの「身寄りのない方」問題は、社協が主体的に取り組むべき課題だというお話もありました。
しかしニセコは外資ホテルもあるところなので、いろいろ可能性を秘めた地域だと思います。