「法人後見従事者養成研修(久留米)」 【報告】

7月から4日間に渡り久留米市で行われました「法人後見従事者養成研修」が終了いたしました。7月から4日間に渡り久留米市で行われました「法人後見従事者養成研修」が終了いたしました。
当ネットワーク運営委員で、NPO法人ふくおかネット理事長の森髙清一さんが作成したご報告を掲載させて頂きます。

全4回シリーズで、権利擁護支援の基本から法人後見について、全国権利擁護支援ネットワーク編集のテキストを使用、
執筆者による実践的な研修である「法人後見従事者養成研修」が終了しました。

初日の7月1日は、「権利擁護支援の基本」をテーマに講義が行われました。
①権利擁護支援の基本、
②意思決定支援と権利擁護
③成年後見制度における意思決定支援の基本以上3コマについては
國學院大學法科大学院教授で弁護士の佐藤彰一さん(全国権利擁護支援ネットワーク代表) が、
④虐待防止と権利擁護
⑤消費者被害と権利擁護については弁護士であり日本高齢者虐待防止学会理事長の池田直樹さんが
それぞれ講義を行いました。

また、7月2日のテーマは、「成年後見制度の理解」。
①成年後見制度概論
②法定後見
③任意後見、以上3コマについては弁護士の熊田均さんが、
④市民後見
⑤成年後見と市町村の役割については、NPO法人PASネット理事長で
全国権利擁護支援ネットワーク事務局長の上田晴男さんがそれぞれ講義しました。

3日目となる8月5日は「対象者の理解と援助技術、法人後見の機能と役割」をテーマに講義が行わ
れました。
①対象者のの理解
④法人後見の機能と役割1
⑤法人後見の機能と役割2以上3コマについては
NPO法人PASネット理事長で全国権利擁護支援ネットワーク事務局長の上田晴男さんが、
②対人援助の基本
③コミュニケーションの基本については東洋大学社会学部教授の高山直樹さんがそれぞれ講義しました。

最終日の8月6日のテーマは「法人後見の実務」。
①法人後見の組織運営体制
②法人後見の財政と適正化
③身上監護の実務については全国権利擁護支援ネットワーク副代表で
伊賀市社会福祉協議会勤務の田邊寿さんが、
④財産管理の実務
⑤終了事務と死後対応については司法書士の迫田博幸さんがそれぞれ講義しました。

4日間とも大変好評で中身の濃い内容だったと、受講者のみなさんは講義内容を高く
評価しています。

今回の研修にもお忙しい中、延べ90名ほどのたくさんの方にご参加いただきました。
誠にありがとうございます。

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