新共同代表が就任いたしました。挨拶文を掲載させていただきます。
共同代表挨拶
福島健太
この度、全国権利擁護支援ネットワークの代表を、山口県の山口弁護士と共に務めさせて頂くこととなりました。
私は、ご承知の通り、NPO法人PASネットの前理事長である上田晴男さんから紹介され、全国権利擁護支援ネットワークの活動に関わるようになりました。発足当初からかかわっていましたが、運営に具体的に関わるようになったのは5年程度前からですので、まだまだ会員の皆様との交流も十分ではありません。
ただ、活動拠点である兵庫県西宮市を中心に、権利擁護支援センターの活動に関わり、日弁連の高齢者障害者権利支援センターでも色々と活動しておりますので、その経験や情報等を会員の皆様と共有し、日々の活動に活かしていただけたらと考えております。
前代表の佐藤先生とは経歴も知見も異なり、頼りない部分も多くあるかと思いますが、佐藤先生と比較して若いということを武器に、フットワーク軽く会員の皆様のもとへ伺って、お互いにエンパワメントできればと考えております。
今後の全国権利擁護支援ネットワークの益々の発展には、皆様のご協力が必要ですので、何卒ご協力いただきますよう、宜しくお願い申し上げます。
以上
共同代表挨拶
全国権利擁護支援ネットワークの共同代表を務めることになりました山口正之と申します。
私は、普段、萩市に事務所を構え、弁護士として仕事をしています。そんな私が福祉関係の仕事に足を踏み入れるようになったのは、20年近く前になりますが、国選弁護人として知的障害を持つ方の刑事弁護を行うにあたって、その方を支援していた社会福祉士さんに協力を求め、裁判で協働したことがきっかけでした。それから、権利擁護支援の活動に興味を持つようになり、全国ネットにも加入させていただくことになりました。
佐藤彰一前代表が大切にしていた理念のひとつに、「権利擁護支援は地域づくり」があります。代表が替わり、福島さんと私が共同代表となって、権利擁護支援のこれからということを考えざるを得ません。前代表の理念や思いをしっかりと受け継ぎ、福島さんと協力しながら、全国ネットや権利擁護支援の「これから」について考えていきたいと思います。私一人の力は僅かなものですが、福島共同代表、今井事務局長、運営委員の皆さんや全国ネットの皆さんと共に学び、考え、悩んで、「権利擁護支援のこれから」について素敵なビジョンを描くことができましたら幸甚です。
ご指導のほど、よろしくお願いします。