第8回『実践交流会(リモート)』【報告】
2020年全国権利擁護支援ネットワーク
第8回実践交流会
~新型コロナウイルス禍における権利擁護支援~
2020年9月5日(土)15時からzoomで開催しました。
78人の方が参加しました。
全国ネット事務局長今井友乃の進行のもと、次のような話題提供をしていただきました。
- 同愛会 大川貴志さん 「入所施設での支援で起きていたこと」
- 知多地域成年後見センター 板野珠実さん
「コロナ騒動時の成年後見人の活動について」
- 燕市社会福祉協議会 吉藤則彦さん 「緊急貸付対応の現状」
各自時間は10分ほどで短かったのですが、コンパクトで的確な報告をしていただきました。
そのあと、11のグループに分かれての意見交換会を行いました、zoomのブレイクアウトルームの機能を使って行いました。オンラインでもこのようなことができることを体験しました。その後、副代表の、田邊さん、福島さん、山口さんから、感想も含んだコメントをもらいました。そして、最後は、代表の佐藤彰一さんのまとめでしめていただきました。
全国ネットとしては、初めてのオンライン開催でした。本来は、山口県での開催で、皆さん楽しみにしていただいていたのですが、コロナでこのような形態になりました。しかし、オンラインだからこそ、沖縄や北海道など、遠方からの参加も可能になっています。
リアル開催も望んでいますが、オンラインだからこそ、気軽に参加できるという声も会員団体の方からいただいています。全国組織としては、今後このようなオンラインを活用した研修を検討していくべきなのかなと考えさせられる意見でした。
現場での色々な工夫を聞くことができてよかったとか、オンラインですが、皆さんの顔を見ることができてよかったとか、多くのうれしいご意見をいただきました。職種も多様で、福祉関係者、弁護士さん、司法書士さん、行政書士さん、大学の先生、保険屋さんなど、色々な方が参加してくださいました。多職種で話ができるのも、このネットワークの強みだと感じました。
まだまだ、慣れないオンライン研修に対しての事務局側の不手際もあったかと思いますが、これからは、このような手法をうまく活用して皆さんと交流を重ねていければ有難いかなと思っております。ひとまず、皆さんと2時間ばかり有意義な時間を過ごし、何とか終了できたことでほっとしています。
今井友乃